地元浜中町出身、
四十年のあるじ。
この町の昆布漁家に生まれ、ふるさとの自然を伝えたくて1986年に開業。
霧多布のことなら、本に書かれていないことまで知っています。
北海道・浜中町 / 霧多布湿原 / 1986年開業
浜中町仲の浜。
昆布漁師の家に生まれた一人の男が、
ふるさとの自然を伝えたくて、
ここに宿をはじめました。
──四十年が経ちました。
浜中町は北海道のいちばん東。
日本でもっとも早く、朝の光が届く場所のひとつ。
霧の海から、ゆっくりと陽が昇ります。
霧多布湿原は、道内屈指の花の湿原。
春のセンダイハギから、夏のワタスゲ、
秋のエゾリンドウまで、
三百種を超える植物が季節をめぐります。
浜中の沖に浮かぶラッコ。
この国でほとんどここにしかいない、
オレンジのくちばしのエトピリカ。
冬の湿原を舞う、つがいのタンチョウ。
──ここでしか出会えない命がいます。
宿の窓辺。
茜色に染まった湿原が、
ゆっくりと夜に溶けていきます。
一日のおわりの、いちばん静かな時間。
食卓を囲んだあと、ランプを落として、
あるじが撮りためた「霧多布の四季」を、
ゆっくりとお見せする夜があります。
──ここはただの宿ではなく、
小さなビジターセンター。
街灯ひとつない湿原のうえに、
北のまばゆい星々が降りてきます。
遠くに、波の音。
霧多布湿原の宿は、
ペンションポーチ以外にもいくつかあります。
その中で、私たちが大切にしてきたこと。
この町の昆布漁家に生まれ、ふるさとの自然を伝えたくて1986年に開業。
霧多布のことなら、本に書かれていないことまで知っています。
夕食後の「霧多布の四季」スライド、身近な自然を歩くエコツアー。
ただ泊まるのではなく、湿原と仲よくなって帰っていただく場所です。
東に太平洋、西に霧多布湿原。
海から昇る朝日と、湿原に沈む夕日。
──両方を一日のうちに見られる、稀有な場所にあります。
車で十分以内に、
「ここまで来てよかった」と思える景色が、
いくつもあります。
湿原のことが一望できる展望施設。展望デッキからの眺めは、まずここで。
太平洋に突き出す断崖の岬。岬の先端からは、運がよければラッコの姿。
小島が浮かぶ静かな入江。エトピリカの繁殖地としても知られています。
湿原の真ん中を歩ける木道。春から秋まで、季節ごとの花に会いに。
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